「愛と平和を呼吸する。Breathe love and peace.」
現代における、宗教の意義とはなにか。アジアの叡智５作目では、ソイル、ソウル、ソサイエティを構成する重要なテーマ、宗教やスピリチュアリティの本質に迫っていく。「エンゲージド・ブディズム」（社会参画する仏教）運動に深く関るタイのふたりの指導者の言葉と行動から、仏教の根底にあるエコロジー思想を学び取り、わたしたちの内にあるスピリチュアリティを社会変革に活かしていく手がかりを探る。
スラックとプラチャーからのメッセージ
危機の中、変化の木は静かに育っている。
In times of crisis trees of change grow silently.
開発（バーヴァナー）とは、より良い社会と自分を育てること。
Real development means nurturing both society and ourselves.
エンゲージド・ブディズムは、全ての命あるものの幸せのためにある。
Engaged Buddhism is for the wellbeing of others,not only for humans but for all living things.
「敵」は自分自身の内側にも存在している。
The opponent is not only outside but also within ourselves.
未来への答えは「簡素に生きる」こと。
Living simply is the answer for the future.
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